世の中には木酢液の商品がいくつかありますし、値段もピンキリで何を選んでいいか分からないという人も多いと思います。
品質として重要な要素は以下の4点です
窯の種類
原料
採取温度
精製方法
1の窯の種類は伝統的な土窯なのか、コンクリートなのか、ドラム缶なのかといった窯の原料や製造方法です。
人工物で作られたものの場合は化学反応を起こす場合があります。その点、米飯製炭所の炭窯は粘土と石で作られているのでその心配はありません。
2の原料ですがひどいものですと建築廃材のようなペンキや接着剤を含む木材が原料になっている可能性もあります。または違法に伐採された木材であったりどこで切られたのかわからない木材である場合もあります。米飯製炭所の木炭は炭窯周辺の広葉樹(主にナラ、イタヤ)の間伐材のみを使用しています。
3の採取温度ですが木酢液は煙の温度が82度から150度までに採取しないと発がん性部室などが混入されることが知られています。米飯製炭所は厳密に温度を管理しているのでこの温度以外で採取することはありません。
4の精製方法についてですが上記の品質を担保していても木酢液にはタールなどの不純物が含まれています。それをどのように取り除くかについてです。蒸留した場合は不純物はきれいに取り除かれますが有効成分も消失してしまいます。米飯製炭所では2年以上静置し不純物を沈殿させてからフィルターでろ過させています。
これらをきちんと守っているかどうかを正確に判断することは困難です。認証制度もあるようですがそこまで普及しているものではないのでどこまできちんと認証されているか不明ですし認証されていないからダメとも言い切れません。
やはりここは顔の見える生産者から購入するということが重要になります。あなたの身近に顔の見える木酢液生産者がいれば迷わずそこで購入してください。ですがそういう生産者は実は非常に少ないのです。土窯できちんとした原料で木炭を製造している人自体が非常に少ないうえに木酢液をみずから製造して販売している人となると本当にわずかです。
(木炭を製造する過程で木酢液は必ず発生しますがそれを採取して貯蔵して生成して販売するというのは非常に手間がかかるため廃棄してしまうか採取だけして業者に売ってしまう人がほとんどです。)
つまるところ米飯製炭所の木酢液は入手困難の100%ナチュラルの木酢液であるということです。
木酢液を選ぶにあたって参考にしてください
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